間違ってますよ~ その知識

1、 鼻の頭が濡れていれば健康?

鼻の頭が濡れていても大きな病気があることもあります。体調が悪ければ病院で診察受けて下さい。ただし、鼻の頭がささくれだっているような時は慢性疾患があったり栄養状態が悪いことが多いです。

2、 病気の猫にマタタビ?

マタタビは猫にとっては気分を高揚させる作用があります。これで病気がなおることはありませんが、爪とぎのしつけなどには応用できます。

3、 減量のために食事の回数を減らす?

一日の総カロリーが同じなら食事の回数が少ない方が痩せにくいです。空腹時間が長く直後に食事を採ると体がエネルギーを脂肪として蓄えようとします。

4、 麻酔をかけずに歯石をとりたい

無麻酔で歯石除去行うと最も大切な歯周ポケットの処置ができないので治療効果があまり期待できないのと、処置の時に歯周組織を傷つけてしまいます。また、無理に行えば犬や猫が恐怖心をいだきその後、大切な自宅での歯磨きができにくくなります。
無麻酔下での歯石除去は日本小動物研究会をはじめアメリカ獣医歯科学会、その他ヨーロッパ16か国の歯科学会で反対されています。

5、 綿棒で耳掃除?

乾いた綿棒で耳掃除すると、正常な耳でも炎症を起こすことがありますので自宅ではやめて下さい(病院では検査のためにおこなうことあります)耳の汚れが気になるときには必ず耳用の洗浄液を用いて、汚れを中に押し込まないように気を付けて下さい。
非常にデリケートなお鍋やフライパンの掃除だと思ってください、優しく扱わないと見た目にきれいになっても細かな傷が残ります。

6、 犬や猫は虫歯にならない?

犬や猫には人で虫歯の原因になる細菌(ミュータンス菌)がいないので人で経験するような虫歯はできません。ただ、歯周病はありますので歯磨き頑張って下さい。

7、 犬は汗をかかない?

犬も汗をかきます。ただ、臭いのあるアポクリン汗腺が主なため、人間のようにあせをかいて体温調節することはできません。

8、 犬の涙ヤケには涙を少なくする目薬がいい?

確かに涙の量を減少させる目薬を使うと涙やけはよくなります。ただ、涙は眼を保護する最も大切なもので少なければドライアイになり角膜を傷つけてしまいます。今、小型犬の涙やけの原因では涙が多すぎることより、眼のふちで涙を受け止めにくくなっていることが多いです。

9、 猫で聴診で異常なければ心臓は大丈夫?

猫の心筋症では聴診で胸の音を聞いても正常、レントゲンで胸の写真撮っても正常、心エコーで初めて心臓病が分かることが多いです。

10、散歩では犬が先頭を歩いています

もともと犬は群れを作って生活していました。群れの秩序のためには群れの中の順位つけが必要で、順位が上位のものから歩きます。犬が先頭だと犬のほうがえらくなってしまいます。人が先頭を歩くようにしてください。

11、病気の時は生肉がいい?

人間でも生肉で死亡者がでたように使い方によっては非常に危険です。幼犬、老犬、病中の犬は要注意です。ただ、腸内環境を整える作用はあるので、安心できる店から購入した新鮮なものを表面を火にかけて与えるのは一つの方法かと思いますがくれぐれも注意が必要で安易に与えないでください。

12、犬や猫の腎臓病の時に水分制限は必要?

人間の腎臓病の多くは排泄が不十分になるため、水分制限をされることが多いようです、犬や猫では排泄のうりょくは正常なことがおおく水分制限すると腎臓病が悪化します。水分を十分にとってもらう必要があります。

13、狂犬病の予防注射をすると犬が弱る?

狂犬病の予防注射接種後に重大な副作用がでる確率は10万頭につき4頭といわれてます。高齢であったり、重度の病気をもつ犬では慎重に接種が必要ですが、通常は特別副作用や、その後犬が弱くなることはないので獣医師の健診後に接種していただければ大きな心配はないと思います。